マットピラティスは、「効果を感じにくい」「意味がない」と思われがちですが、その多くは誤解や取り組み方の問題にあります。
ピラティスは地味な動きが多いため、派手な変化が見えづらく、途中で諦めてしまう方も少なくありません。
しかし、正しく継続することで、姿勢改善や体幹の強化、心身のバランス調整など、多くのメリットが得られるエクササイズです。
この記事では「意味がない」と感じてしまう理由と、それに対する適切な対処法をわかりやすくご紹介していきます。
マットピラティスが「意味ない」と感じる人が多い5つの理由
マットピラティスを始めたものの、「なんだか効果を感じない」「やっても意味がない気がする」と感じる方は意外と多くいます。
実は、そのように感じる背景には共通する原因が存在します。
ここでは、マットピラティスが「意味ない」と思われがちな5つの理由について詳しく解説していきます。
自分に当てはまる点がないかをチェックしながら読み進めてみてください。
理由①:すぐに目に見える効果を求めすぎているから
マットピラティスは、短期間で劇的に体が変わるような即効性のある運動ではありません。
体の深部にある筋肉、いわゆるインナーマッスルをじっくりと鍛える運動であり、その効果はゆっくり現れます。
ダイエットや筋トレのように、数週間で体重が減ったり筋肉がついたりするわけではないため、「変わらない」と感じてしまうのです。
でも、焦らず続けることで、姿勢が整ったり疲れにくくなったりと、内側からの変化を実感できるようになります。
理由②:正しいフォームや呼吸法を身につけていないから
ピラティスの効果を感じるためには、正確なフォームと呼吸法が欠かせません。
特に呼吸は、動きに合わせてコントロールすることで筋肉に意識が向き、より深い効果をもたらします。
しかし、自己流で行っていると、正しいフォームから外れてしまい、思うような結果につながらないことがあります。
動画やレッスンを活用して、自分の動きと呼吸を見直してみると、体の反応が変わってくるかもしれません。
理由③:筋トレや有酸素運動と比較して負荷が軽く感じるから
マットピラティスは見た目以上に体に効いていますが、筋トレやランニングなどと比べると動きが地味で、負荷が軽く感じがちです。
そのため「本当に効いているの?」と不安になる方も多いです。
しかし、ピラティスは筋肉の使い方や体の細かい感覚を重視する運動で、表面的なキツさよりも質の高いトレーニングを目指しています。
最初は物足りなく感じても、続けるうちに確実に体の芯が変わっていくのを感じられるようになりますよ。
理由④:継続期間が短く、体の変化が出る前にやめてしまうから
ピラティスの効果は、継続してこそ実感できるものです。
「3回やったけど変わらない」「1週間続けたけど何も感じない」といった声が多いのは、変化が出る前に諦めてしまうケースが多いからです。
特に体幹の強化や姿勢改善といった効果は、日々の積み重ねによって少しずつ現れるため、焦らず継続することが重要です。
週2〜3回を目安に、まずは1〜2か月継続してみることで、徐々に体の変化が見えてくるはずです。
理由⑤:自分の目的に合ったメニューを選べていないから
ピラティスには、姿勢改善、ボディメイク、肩こり解消など、さまざまな目的に応じたメニューがあります。
しかし、目的に合わない内容を選んでしまうと、効果を実感できないまま終わってしまうこともあります。
たとえば、ダイエット目的で始めたのに、リラックス系のメニューばかりでは脂肪燃焼にはつながりません。
自分が何を目指しているのかを明確にし、それに合ったプログラムを選ぶことが、効果を引き出すカギとなります。
マットピラティスが「意味ない」と感じるときに見直すべき5つのポイント
マットピラティスをやっているのに「意味がない」「効果がない」と感じてしまう方には、共通する原因があります。
それは、ピラティス本来の特徴ややり方を十分に理解しないまま進めてしまっているケースが多いということです。
ここでは、そんな状況を打破するために見直しておきたい5つのポイントを詳しくご紹介します。
これらを意識するだけで、ピラティスの効果がぐっと実感しやすくなるはずです。
ポイント①:自分の姿勢や体のクセを把握すること
ピラティスの効果を高めるには、まず自分の体の状態を理解することが重要です。
猫背や反り腰、左右のバランスの崩れなど、自分の姿勢やクセを把握することで、改善すべきポイントが明確になります。
姿見やスマホのカメラで姿勢をチェックしたり、専門のインストラクターに見てもらったりするのもおすすめです。
自分の体と向き合うことで、ピラティスの動きがより意味を持つようになり、効果の実感にもつながっていきます。
ポイント②:フォームと呼吸を意識して行うこと
ピラティスは見た目よりも奥が深く、正しいフォームと呼吸がセットになってこそ効果が出るエクササイズです。
腹式呼吸を使って体幹を安定させながら動くことで、インナーマッスルが効率よく鍛えられます。
逆に、呼吸が浅かったり、姿勢が崩れていると、思うように筋肉を使えず、結果もついてきません。
動画や鏡で確認しながら、一つひとつの動きを丁寧に行う習慣をつけると、体の変化を感じやすくなります。
ポイント③:目的(姿勢改善・ダイエット・体幹強化)を明確にすること
何のためにピラティスを始めたのか、その目的を明確にすることはとても大切です。
漠然と「なんとなく健康に良さそう」と思って始めても、効果が見えづらく途中でやめてしまう可能性があります。
「姿勢を良くしたい」「お腹周りを引き締めたい」「腰痛を改善したい」といった具体的な目標を持つことで、取り組む内容やモチベーションも変わってきます。
目的に応じたメニューを選ぶことで、効率よく効果を引き出すことができるようになります。
ポイント④:トレーニング頻度と継続期間を見直すこと
ピラティスは、定期的に継続することで効果が表れる運動です。
「週1回やっただけで効果が出ない」「3日坊主で終わってしまう」といった人は、頻度や継続期間を見直してみましょう。
理想は週2〜3回を3か月以上続けること。
地道な積み重ねが、体の変化につながっていきますので、無理のない範囲でスケジュールを組んでみてください。
ポイント⑤:インストラクターや動画選びを慎重に行うこと
自己流でピラティスを始める人が増えていますが、正しいやり方を学ぶには信頼できるインストラクターや質の高い動画選びが大切です。
指導の丁寧さや説明のわかりやすさ、動作の正確さなどを確認して、自分に合ったレッスンを選びましょう。
SNSやYouTubeにはたくさんの無料コンテンツがありますが、初心者向けで基本をしっかり教えてくれるものを選ぶのがおすすめです。
信頼できる指導のもとで取り組むことで、効果を感じやすくなり、長く続けやすくなります。
マットピラティスは「意味ない」の?マットピラティスで得られる本来の5つの効果
「マットピラティスは意味ないのでは?」と感じる方もいますが、実は続けることで得られる効果は非常に多岐にわたります。
地味に見える動きの中にも、体の内側から整える力が詰まっており、気づかないうちに体調や姿勢、心の状態に良い変化が訪れることも。
ここでは、マットピラティスが本来もたらす5つの代表的な効果について詳しく解説していきます。
これを知れば、「意味がない」と感じていた気持ちが、少しずつ変わっていくかもしれません。
効果①:体幹を中心に全身のバランスが整う
マットピラティスは体幹トレーニングに特化しており、腹筋や背筋、骨盤まわりの深層筋にしっかりアプローチします。
これらの筋肉が強化されると、体を支える土台が安定し、自然と姿勢やバランスが整ってきます。
片足立ちがしやすくなったり、歩くときのブレが減ったりと、日常の動作にも良い影響が出てきます。
全身の筋肉が連動して使えるようになることで、効率よく動ける体に変わっていきます。
効果②:姿勢が良くなり、腰痛や肩こりの改善につながる
マットピラティスでは、普段あまり使われない筋肉を意識的に動かすため、猫背や反り腰といった姿勢の崩れが徐々に改善されます。
姿勢が整うと、体への負担が減り、腰痛や肩こりといった慢性的な不調の軽減にもつながります。
特にデスクワークが多い方や、スマホを長時間使う方には、日常生活の中での体の使い方を見直すきっかけにもなります。
ピラティスで姿勢が改善されることで、見た目の印象もぐっと良くなります。
効果③:インナーマッスルが鍛えられ、代謝が上がる
ピラティスは体の深層部にある筋肉=インナーマッスルを重点的に鍛えるエクササイズです。
インナーマッスルは姿勢保持や内臓の位置を安定させる役割を担っており、ここが鍛えられることで自然と基礎代謝も向上します。
基礎代謝が上がると、じっとしているときでもエネルギー消費が増え、太りにくい体質に近づいていきます。
筋肉をゴツくしたくないけれど、引き締まった体を目指したい方にとって理想的なトレーニングです。
効果④:ストレス解消やリラックス効果が期待できる
マットピラティスは、呼吸と動作を連動させながら行うため、自然と深い呼吸ができるようになります。
この深い呼吸には自律神経を整える作用があり、ストレスの軽減やリラックス効果が期待できます。
仕事や育児で疲れているときに行うと、心が落ち着き、気持ちにゆとりが生まれるのを感じられるでしょう。
体だけでなく、心も整える時間としてピラティスを取り入れるのは、とても有効です。
効果⑤:長期的にはダイエットやボディラインの維持にも効果的
ピラティスは直接的に脂肪を燃焼する運動ではないものの、継続することで筋肉量が増え、基礎代謝が高まりやすくなります。
また、姿勢が整い、体幹が強化されることで、全体的に引き締まった印象の体型に近づいていきます。
一時的なダイエットではなく、長期的にボディラインを維持するための習慣としてピラティスは非常に効果的です。
無理な食事制限や激しい運動が苦手な方にとっても、続けやすいアプローチといえるでしょう。
マットピラティスが「意味ない」と感じるときに効果を高めるための5つの取り組み方
「マットピラティスをやっているのに効果が感じられない」と感じるときは、取り組み方を少し工夫することで結果が大きく変わってきます。
ポイントは「意識」と「継続」、そして「正しい方法」。
ここでは、より効果を実感するために今日から取り入れられる5つの実践的な工夫をご紹介します。
小さな変化の積み重ねが、やがて大きな成果となって返ってくるはずです。
取り組み方①:鏡や動画でフォームをチェックする
ピラティスは正確なフォームがとても重要なエクササイズです。
鏡を使って自分の姿勢や動き方を確認することで、無意識にやってしまっているクセやズレを修正しやすくなります。
また、スマホで動画を撮って客観的に自分の動きを見るのも効果的です。
正しいフォームを意識することで、狙った筋肉にしっかり効かせることができ、結果として効果も出やすくなります。
取り組み方②:呼吸と動きを連動させる練習をする
ピラティスでは、動きと呼吸をセットで行うことが基本です。
息を吸う・吐くのタイミングに意識を向けながら動くことで、体幹の筋肉がより活性化され、集中力も高まります。
初めは難しく感じるかもしれませんが、呼吸を意識するだけで動作の質がぐっと上がります。
深い呼吸にはリラックス効果もあるので、心身の安定にもつながります。
取り組み方③:週2〜3回を目安に継続的に行う
どんな運動もそうですが、ピラティスも「続けること」が最も大切です。
特に体幹やインナーマッスルは、日常生活では使われにくいため、定期的に刺激を与える必要があります。
週2〜3回を目安に継続的に取り組むことで、体の深部からじわじわと変化が表れてきます。
スケジュールに組み込んで、習慣化していきましょう。
取り組み方④:トレーニング前後のストレッチを取り入れる
ピラティスの前後にストレッチを行うことで、筋肉や関節の可動域が広がり、よりスムーズな動作が可能になります。
体がほぐれることで呼吸もしやすくなり、全体的なパフォーマンスが向上します。
特にデスクワークや長時間の座り仕事をしている方は、凝り固まった体をストレッチでやわらかくしておくことが効果アップのカギです。
ウォーミングアップとクールダウンとしてのストレッチをぜひ取り入れてみてください。
取り組み方⑤:ピラティス専用の器具やボールを活用する
マットピラティスは自重トレーニングが基本ですが、器具を取り入れることでさらに効果的な刺激を与えることができます。
例えば、小さなピラティスボールを使うと、体幹の安定性が必要になる動きが増え、より深い筋肉にアプローチできます。
リングやチューブなどを使えば、特定の筋肉に負荷をかけることも可能です。
自宅でも取り入れやすい道具が多いので、マンネリ化を防ぎつつ効果を高めたい方にはおすすめです。
マットピラティスは意味ないの?についてまとめ
マットピラティスが「意味ない」と感じる背景には、即効性を期待しすぎたり、取り組み方が合っていないという理由が多くあります。
しかし、正しい方法で継続的に取り組むことで、体幹の強化、姿勢改善、ストレス解消など多くのメリットを得ることができます。
「地味だけど効く」マットピラティスは、身体と心の土台を整えるのに最適なエクササイズです。
自分の目的や体の状態に合わせて、無理なく楽しみながら続けてみてください。
効果が実感できるその日は、きっと思ったより早くやってくるはずです。